救急救命士をもっと理解する


救急車2

どんな職業なの?

救急救命士の仕事は、急病やケガをした患者を病院まで搬送する際に救急車の中で応急処置を行う仕事です。

職場は主に消防署になります。消防署以外では、ごく限られていますが、警察や自衛隊、海上保安庁でも働いています。

出動のない待機中には事務処理の仕事をしたり、救急車内に搭載されている機器の整備・安全点検を行います。そのほかにも小・中学校に趣いて応急処置の実演指導などを行います。

一般的には、日常で意識することは少ないのですが、災害や事故などいざという時にこそ力を発揮してくれる貴重な職業です。

医療行為ってどこまで許されるの?

救急救命士の仕事は、病院までの搬送中に病人・ケガ人に救急処置を行うことになるので、医療行為になります。

医師の指示で行うことができる医療行為は、器具を使った気道の確保や点滴などです。ですが、最近では、認定を受けた救急救命士に限り、さらに踏み込んで、気道確保にチューブを使う”気管挿管”や心臓の動作を促す薬剤投与なども認められるようになりました。

救急救命士の行動が認められるようになれば、助かる人命の数も増えるのでこれはかなり重要なことです。

不足している!?

高齢化社会が進行するにつれ救急救命士の活動の数も年々増えつつあります。ですが、それに反するように救急救命士の数は不足しています。

経済状況の悪化の影響から、安定した収入条件のそろう福祉医療に人気が集まっているのですが、それでもまだまだ足りない状況にあります。需要と供給が間に合っていないのです。

また、東日本大震災の発生から、地域での救急救命士が求められるようになり、その需要はますます高まっています。

なるには専門学校へ

救急救命士になるためには、福祉系医療の専門学校か大学に通う必要があります。

なぜなら、救急救命士に必要な国家資格を取得するためには養成校で勉強していることが条件となっているからです。ですが、福祉系医療専門学校の中に必ず救急救命士の学科があるとは限りません。救急救命士の学科がある学科もあればない学科もあるのです。

なので、地元や都心の地理的条件だけでなく、救急救命士学科がある専門学校の中から実力のある学校を選ぶようにしましょう。

また、大抵の専門学校には、病院と合同で実習を行ったり、医療設備も充実していたりと環境がそろっています。その中でも、付属する病院の規模が大きいところほど充実しています。

設備だけでなく、奨学金や特待生制度も整っているので、専門学校を選ぶ際は学校の規模を見ていくのも一つの選び方です。

授業料全額免除の特待生がある救急救命士の専門学校を紹介します!