注文の多い風俗店②

それから大急ぎでドアをあけますとその裏側には
「クリームよく塗りましたかアナルにも塗りましたか」
と書いてあって、ちいさなクリーム軟膏のチューブがそこにもありました。
「そうそう、ぼくはアナルには塗らなかった。あぶなくアナルが病気になるところだったね。ここのラブホ支配人はじつに気が利くね」
「ああ,アナルのしわまでよく気がつくよ。ところでぼくは早く射精したいんだが、どうもこうどこまでもルームにつかないとなると我慢汁出てくるね」
すると次の扉の前には
「デリヘル嬢はもう控室を出ています。十五分とおまたせはいたしません。すぐヌルヌルグチョグチョ性感プレイで射精ドバドバめちゃめちゃ気持よくて昇天。無制限射精なのでフェラチオから69まで出し放題。早くあなたのあたまに瓶の中のシャンプーをよくふりかけてください。」
そして扉の前には金ピカのシャンプーボトルがおいてありました。二人はそのシャンプーを頭にぱちゃぱちゃふりかけました。ところがそのシャンプーはVidal Sassoonでした。
「こんなに高級なシャンプーだなんて世界が羨む髪質になっちゃったらどうするんだろう。」
「まちがえたんだ。ボーイが柿渋シャンプーと間違えて入れたんだ。」
二人は扉をあけて中に入りました。扉の裏側には、大きな字でこう書いてありました。
「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。もうこれだけです。どうかこの電話で、嬢という嬢をたくさんよんでください」
なるほど立派な青い公衆電話気がおいてありましたが、今度という今度はふたりともぎょっとしてお互いにローションをたくさんぬった顔を見せ合いました。
「どうもおかしいぜ。おれ携帯もってるのに。」
「ぼくもなんかへんだなおかしいなとおもう。」
「たくさんの注文というのは、むこうがこちらへ注文してるんだよ。」
「だからさ、ヘルス併設型ラブホテルというのは、ぼくの考えによると、僕達が嬢を呼ぶのではなく、ヘルスが無理やり嬢をデリるホテルということなんだ。これは、その、つつつつつまり、ぼぼぼぼぼくらが」
ぶるぶるぶるぶる、きんたまがふるえてもう足腰立ちませんでした。
おくにはまた一枚扉があって、大きなオナホが2つつき、銀色のローターとディルドの形が切り出してあって、
「いや、わざわざご苦労です、大変結構なことでございました。さあさあ中でドバドバ射精してください」
と書いてありました。おまけにオナホからはきょろきょろふたつの剛毛まんこがこちらを覗いています。

「ウワーーーーッ!」
パイパンまんこが好きな二人は泣き出しました。
きんたまぶるぶるさせながら一人の風俗狂いはうしろの扉をおそうとしましたが、もはや扉はびくともしませんでした。
すると扉の中ではひっそりこんなことを言っています。
「だめだよもう気がついたよダイヤルQ2しないみたいだよ」
「そりゃそうだよ。ヘルス併設なんてぼったくり地雷嬢当てますよっていってるようなもんだよ」
「ちぇ。でもしかたないからハメようよ。おい、お客さん型、早くいらっしゃいいらっしゃい。もう軟体もしてますしマッサージの準備もばっちりです。」

二人はあんまりきんたまを痛めたために、きんたまがしわくちゃの丸めたアルミホイルくずみたいになってしまいました。中ではふふっと笑ってまた叫んでいます。 
「早くいらっしゃい。こわいオーナーがもうベッドメイクもして、伝票持って、下北沢でお二人を待っていらっしゃいます。そんなに泣いてしまってはせっかくのローションが流れてしまうではないですか。さあ、早くいらっしゃい。」
二人はヌイてヌイてヌイてヌイて抜きました。
その時後ろからいきなり、
「シモ、シモ、シモキタァ。」
という声がして、あの途中で射殺した暴力団員が二人、扉を突き破って入ってきたのです。
暴力団員はクルルァとうなってしばらく部屋の中をくるくるまわっていましたが、
「ポッチャマ!」
と高く吠えて、いきなり次の扉に飛びつきました。扉はズコバコと開き、暴力団員は吸い込まれるように飛んでいきました。
その扉のむこうの真っ暗闇のなかで、
「いいよこいよ!」という声がして、それから1919893回スパンキングしました。