風俗デリヘルもうこの心をどうしていいかわからない

~前回までのあらすじ~

日下正義24歳は悩み葛藤ストレス希望、人の心が抱えこみ咀嚼し生きていくための栄養となる糧をいずれも持つことがなかった。池袋ホテヘルでぶちシコりたい。それしかなかったのだ。

彼はすべての解消を性感に依存した原始的な男だったが彼の性欲は純粋で方法を選ばず性感に至ればよくつまり自分でちんぽをしごけばとりあえず満足するので性欲につき動かされて他害するといった傾向はなく、その他のことに関しては彼は父と母の教えをよく守りものごとに感謝する人間なので人畜無害どころか人受けのする男だった。ああ彼女いないなあレイプし→おちんぽこすろう、ああイライラするなあだれかぶっ殺→おちんぽこすろう、ああ仕事うまくいかないなあやめ→おちんぽこすろう。バベルの塔が天上に届く前に崩れ落ちるように彼に思考はかならずちんぽに突き崩されるように出来ていた彼にとってちんぽは鍵で栓で救世主で神であり、彼を形作る要石だ。
彼の日々の平穏は彼の器用とはかけ離れた手先でも荒々しくしごけば機能する男性機能の賜物で、彼はとりあえず苦難があろうとも快楽がこのようにことさら感謝する人間だった。

が彼は女を孕ませ女は堕胎のために出て行って彼は死んだ。神は彼をあわれんだのか彼をダンプカーとして蘇らせたが、ここで彼は無間地獄に落ちたことに気づいた。ダンプにはちんぽがなかった。
「ちんぽ……ちんぽは?」
ダンプにはちんぽがないのだ。ダンプは射精できない、彼は初めて自分の信仰の虚偽に気づいた。彼はちんぽを崇めていたが、ちんぽは神ではなかった。神の名は快楽だった、ちんぽは神ではなく快楽を降ろすシャーマンであったのだ。彼は先端が鋭く尖りかえしまでつき赤黒く表面が赤熱した鋼鉄製のちんぽが由旬の彼方まで立ち並ぶ奈落の谷底を幻視し、根元までまた由旬の長さがあるそのちんぽ針に永遠に貫かれながら永遠に落ちていくことを知りかけて吐きそうになり、彼は泣き叫びそうになって泣く器官もないことをしった(彼の視界は幻想の地獄を写していたが現実には彼はここで120キロを出し子ども会の小学生の列をなぎ倒して20人が死んだ)し、吐く器官もないので吐き気は内燃機関で沸騰したようになり彼の魂を湿度と温度を感じる黒い靄で包み込んだ。発狂しそうになり、また一人殺した。
だが彼は彼はまだ外界との接続を得れていることに気づいた。フロントガラスとバックミラーに視界を得れているし聴覚とはいえないまでもボディー全体の振動を通して響く感覚を音に変換することはできた、なにより不思議なことに鋼鉄のボディには触感があった。

これが僕の最高の風俗体験の幻想だ。
渋谷や池袋の風俗・デリヘルに行ってこれほどまでの体験をできれば文句無しだと思っている。
僕はデリヘルもホテヘルも相当に大好きで、しかもどの女性キャストを指名してやろうかといつも考えている。
今日だって一日中風俗のことを考えに考えに考え続け、エロサイトばかりを見てしまったことを正直に告白しておく。
こうして僕の風俗漬けの日々は平和に過ぎていくのだった。
西日暮里風俗へ行くという静かなる闘志を燃やして…。